ここでは、韓国語の基本子音について勉強します。子音とは、唇を閉じたり、舌先を口のどこかにくっつけたりするなどして、口の中の息がさえぎられて作られる音のことをいいます。次の表は、韓国語の基本的な子音の一覧です。
韓国語には「平音」「濃音」「激音」という区別があります。これは、「発音するときの息の強さがどれくらいか」ということを基準に区別します。ㄱ ㄷ ㅂ ㅅ ㅈは、「平音」と呼ばれるものの部類に入ります。
ㄴ ㄹ ㅁ ㅇ ㅎには、こういう区別がありませんので、息の強さは気にしなくても結構です(とはいえ、あまりに息がつよいとか、息がほとんどでない発音というのは変に聞こえますから、「普通に」発音することを心がけましょう)。
「ㅈ」の発音ですが、日本語の「ヂ」や「ジ」のつもりで発音していると、間違いが起こります。
日本語の「ヂ」や「ジ」は、 単語の最初や「ん」の後では「ヂ」(英語のJackの"j"に近い: /ʤ/ )と発音され、単語の中ほどでは「ジ」(英語のpleasureの"s"に近い: /ʒ/ )と発音される、という特徴があります。つまり、時間(じかん)と火事(かじ)の「じ」の発音は、実は違うものだ、ということです。
「じかん」の「じ」は、舌先を弾いて発音する「ヂ」 /ʤi/ ですが、「かじ」の「じ」は、舌先が上あごにつかない(単に近づけるだけ)で発音する「ジ」 /ʒi/ です。なぜこうなるかというと、「そのほうが発音しやすいから」ということなんですね。
韓国語のㅈは、いつでも「じかん」の「じ」の子音 /ʤ/ (あるいは「ち」の子音 /ʧ/ )の発音になります。(ちなみに「かじ」の「じ」という音は、韓国語には存在しません)