- 3.鼻音化
-
3-1.前のパッチムが後ろの音節の子音の影響で鼻音化する
パッチムの発音が「ㄱ」「ㄷ」「ㅂ」のどれかで、後ろの音節の子音が「ㄴ」「ㅁ」の場合、パッチムの発音が それぞれ「ㅇ」「ㄴ」「ㅁ」になります。
- 학문 (学問) → 항문 haŋmun
- 닦는 (磨く) → 당는 taŋnɯn
- 넋만 (魂だけ) → 넝만 nɔŋman
- 읽는 (読む) → 잉는 iŋnɯn
- 받는 (受ける) → 반는 pannɯn
- 덧니 (八重歯) → 던니 tɔnni
- 있는 (ある) → 인는 innɯn
- 젖니 (乳歯) → 전니 ʨɔnni
- 꽃놀이 (花見) → 꼰노리 ˀkonnori
- 밑면 (底面) → 민면 minmjɔn
- 놓는 (放す) → 논는 nonnɯn
- 십만 (十万) → 심만 ɕimman
- 잎나무 (柴) → 임나무 imnamu
- 밟는 (踏む) → 밤는 pamnɯn
- 읊는 (詠む) → 음는 ɯmnɯn
- 없는 (ない) → 엄는 ɔmnɯn
3-2.後ろの子音が前のパッチムの影響で鼻音化する
パッチムの発音が「ㅁ」「ㅇ」のどちらかで、後ろの音節の子音が「ㄹ」の場合、後ろの音節の発音が「ㄴ」になります。
3-3.後ろの子音と前のパッチムが両方とも鼻音化する
パッチムの発音が「ㄱ」「ㅂ」のどちらかで、後ろの音節の子音が「ㄹ」の場合、パッチムがそれぞれ 「ㅇ」「ㅁ」になり、後ろの子音の発音が「ㄴ」になります。
- 4.流音化:パッチムの発音が「ㄹ」になる
-
2-1.パッチムが後ろの音節の母音にくっついて、パッチムの文字通りの音で発音される
パッチムの発音が「ㄴ」か、文字が「ㅀ」「ㄾ」で、後ろの音節の子音が「ㄹ」の場合、パッチムの発音が「ㄹ」になります。
このとき、後ろの子音の発音も「r」ではなく「l」のように発音されます。
音の変化の続きです。